歯周病の原因、一般的な解説は「プラークに歯周病菌が住みついて歯肉が炎症を起こして、骨が溶けていく」。
だから歯磨きをしてプラークの付着を防止すれば歯周病にはならない。
という事ですが、そんな簡単なことなんでしょうか?
脳や心臓や肺などのように人間にとってもの凄く大事な器官は良く研究されていますが、歯はその研究対象にならず、歯周病の科学的な研究や歯周病になるメカニズムにもハッキリした証拠はありません。
歯周病学会のホームページを見ても参考になるような情報はありません。
皆様が御存知の様な事しか書いていません。
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◆木を見て森を見ず、体全体をみましょう
歯や口の事だけを見ていると真実が見えません。
歯や口も体の一部分です。
お口の健康も体の健康維持の為の行動をすれば良いんです。
人間は精密な動物です。
食物を食べて消化吸収し、血液が栄養と酸素を体全体、すみずみまで運んでくれます。
人間の細胞はその栄養と酸素で生きていて、新陳代謝(細胞が生まれ変わる)しています。
どんな細胞に生まれ変わるかはDNA、遺伝子が決めてくれます。
この一連の生命活動が上手く言っていれば病気にはなりません。
病気はこのサイクルのどこかに狂いが生じて起こります。
一番弱い所が病気になります。それから人間の体は「トリアージ機能」を備えています。
トリアージとは区別すると言う事です。
栄養や酸素が少なくなってくると人間は「生きる」事を最優先して、生命に関係ない所を「捨てます」。
凍傷がそうです。
寒さに耐えられなくなると、末端の器官(手の指と足の指)をすてて、生きる為に大切な器官(心臓や肺)に栄養を供給します、だから手足には栄養が運ばれずに「壊死」します。
手足の指は失いますが生命は維持できます。
歯肉を大切にしてよと訴える信号、それが歯磨きではないでしょうか。
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◆お口の中の細菌環境を良くしましょう
お口の中には400種類以上の細菌が住んでいます。
お口は腸と同じで細菌の住み易い器官です。
歯周病菌もその一種ですが、お口の細菌環境を良くしていけば、歯周病菌の働きが弱くなりますから歯周病にはなりません。
◆歯周病にならない生活習慣とはなんでしょう
栄養豊富な、バランス良い食事です。これが第一でしょう。
適度な運動も大切です。
血行を良くしないと折角食べた栄養もお口の細胞には届きません。
遺伝子の働きはストレスで阻害されますからリラックスした時間も非常に大切です。
睡眠もその一部です、寝ている時には余計な事は考えませんから、一番リラックスできている時間ではないでしょうか。
長時間労働はいけません。肉体的な疲れは勿論、精神的にも良くありません。
機械だって連続運転すると長持ちはしませんよね。
◆歯磨きは補助的なこと、これがメインではない歯周病対策
歯磨きは補助的な事です。やる方が良いですが、やらなくても歯周病にはなりません。
野生のゴリラや猿に歯周病はないでしょう。彼らは歯磨きはしません。
しかし栄養たっぷりの食事はしていますよね。元気の森を歩き、美味しい物を食べています。
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■まとめ
病気はその発生している場所にとらわれず、全身の健康から判断すべきです。
身体全体のバランスが崩れて発生しています。
ですから基本の基本である「バランス良い食事」と運動、睡眠が大切なのです。
その次に場所固有の改善をするべきです。
従って、健康な歯のためにもまずは全身の健康に注意しなければならないでしょう。