意外に気がつかない!?舌苔が原因の口臭対策とその予防について

舌苔は「ぜったい」と読みます。
舌の上にできるプラークのことで、歯の周囲にできた場合は歯垢と呼びます。

どちらも食事後に口内に残った食べかすを栄養にして細菌が繁殖したもので、口臭の原因になりますが、舌苔が口臭の原因になっているということは、意外と気づいていない人が多いようです。
歯垢と同様に舌苔も、口臭の発生源としてしっかりケアしていきましょう。

今回は、この舌苔のでき方や舌苔が原因の口臭の予防と対策についてご説明いたします。

<関連広告>[薬用マスティック&アロマ」が口臭・歯周病対策になる訳は?

■舌苔はどうしてできる?舌苔のでき方について

舌苔は、舌の上に残った食事の食べかすに細菌が繁殖したプラークに加え、舌の表皮細胞の代謝物等からできています。

細菌が繁殖するということは、お口の中で食べかすが腐っているということ。
肉や野菜などが腐った場合と同様に、窒素化合物を発生させるので悪臭を放ちます。

舌苔ができているかどうかを確認するためには、鏡の前で舌を出して、舌の表面が白く汚れているかどうかを確認します。
一度はブラシで優しくこすってみて汚れが落ちるかどうかを確認してみるのもいいでしょう。
歯ブラシでこすってみて汚れが落ちたら舌苔ができています。

<関連広告>【なたまめ茶】

■舌苔が出来たらどうすればいいの?舌苔の除去の仕方

舌苔ができた場合には、舌を掃除することで舌苔を除去してしまうことができます。

ただし、歯と違って舌は軟らかい上、舌の上には味を感じる「味蕾細胞(みらいさいぼう)」という傷つきやすい細胞があり、歯ブラシで強くこすると味蕾細胞が傷つく可能性があります。

味蕾細胞が傷ついてしまうと、味に鈍感になってしまう恐れがあるため、歯ブラシでゴシゴシ強くこすることは控えた方がいいでしょう。
歯ブラシを使用して舌苔の掃除を行う場合は、舌を前に出して、鏡で下の汚れを確認しながら歯ブラシを奥から手前へとゆっくりと丁寧に動かします。
舌苔が除去できると、次第に舌の表面の色が見え始めます。

<関連広告>舌苔を「浮かせてかき出し」一気に口内洗浄「潤いベロのクリーナー」

■舌苔が原因で口臭が発生した際の対策と予防

舌苔は誰にでもできますので、誰もが舌苔による口臭のリスクを抱えています。
舌苔の対策は、舌苔を作らないことよりも、舌の上をしっかりと掃除することが大事です。

特に、強い力を加えて掃除するのではなく、舌の表面の味蕾細胞を傷つけないようにしっかりと磨きます。

味蕾細胞を傷つけないためには、市販の舌苔清掃用のブラシと舌苔を浮かせて除去する市販の舌苔清掃用のジェルを用いて清掃するのが確実です。

また、寝ている間はだ液の分泌量が低下し、舌の動きも止まるので、歯垢と同様に舌苔も夜間に多くできてしまいます。
つまり、朝起きたときに舌苔は最も多くできていますので、朝に歯磨きと一緒に舌苔除去の清掃を行うといいでしょう。

■まとめ

舌苔は誰しもできてしまい、口臭のリスクとなります。
歯の周りの歯垢が口臭の原因になることはよく知られています。
しかし、舌の上のプラークが口臭の原因となっていることを知らない方も時折見かけますので、知らなかった方は舌苔と疎の掃除の仕方について要チェックです。

<関連記事>歯周病予防・口臭予防の薬用マスティック&アロマの効果は?口コミ・評判は?

トップへ戻る