口臭とストレスには、深い関係があります。
ストレスを感じると、だ液の分泌が低下して細菌が繁殖しやすくなります。
また、ストレスによる胃腸の不調も、免疫力低下による口臭の原因になります。
ストレスの多い方は、口臭に要注意。
歯周病のリスクも高まるので、しっかりと予防・治療しましょう。
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■歯周病には気を付けよう!ストレスが原因で起こる口内由来の口臭治療と対策
ストレスによる口臭の予防と対策は、まず、だ液をしっかりと分泌させること。
こまめに水分を口に含ませて、口内を乾燥させないことです。
また、ストレスを感じてだ液の分泌が低下しているとき、タバコを吸うとさらにだ液の分泌が低下し、タバコのにおいも混じって口臭がレベルアップします。
だ液の分泌量が減って渇いた口内は、歯周病菌が繁殖しやすい状態です。
歯周病が進行してしまい、加齢とともに歯周病菌による口臭もプラスされるので、口臭もより一層強くなってしまいます。
歯周病は肺炎や心筋梗塞、糖尿病などと関連が深いため、万病のもと言われます。
ストレスを強く感じることでドライマウスになってしまっている上、喫煙していると、歯を失うという悲惨な将来像も見えてきます。
定期的な歯周病検診を受診するとともに、しっかりと歯周病の予防・治療を行いましょう。
■ストレスが原因で起こる消化器官由来の口臭治療と対策
ストレスが原因で起こる口臭の一つに消化器由来の口臭があります。
強いストレスは胃腸の働きを弱めるとともに、だ液の分泌量の低下や食欲不振をもたらすため、消化器の不調を起こしやすくなります。
また、ストレスは胃酸の分泌量を増加させる作用があるため、胃酸過多で胃潰瘍や逆流性食道炎などを引き起こす場合もあります。
胃潰瘍や逆流性食道炎は、辛い病気であるだけでなく、どちらも口臭の原因になります。
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■ストレスが原因の口臭予防と治療はどうすればいい?
ストレスによる口臭の予防は、ストレスをため込まないことです。
しかし、会社に出社すれば分刻みのスケジュール、社内での規律の順守に締め切りに追われる日々、上司や部下との人間関係などなど、現代社会に生きていればどうしてもストレスは溜まります。
そこで、仕事から帰ったら暖かいお風呂に入りリラックスするなど、1日に一度はリラックスタイムをもうけましょう。
食事をしっかりと噛み、だ液の分泌を良くすることも大切です。
また、胃痛がしたら病院に行き、胃カメラなどの検査を行いましょう。
不幸にも胃潰瘍や逆流性食道炎になってしまった場合には、胃酸を抑える薬などを服用して治療を行います。
■まとめ
ストレスが原因の口臭には、口内由来と消化器系由来の口臭があります。
口内由来の口臭ですと、口内に細菌を繁殖させないようにすることが対策となりますが、消化器系由来の口臭は医師による治療が必要になるので、速やかに専門の医師に相談するようにしましょう。