食中毒予防の基本は「よく噛んで食べること」だって知ってた?

梅雨のシーズンに限らず、食中毒というのは近年ではシーズンを問わず起きるようになっています。
どれだけ手洗いやうがいなど食中毒予防を行っていても、細菌が食べ物に繁殖していたら、もはや予防することはできません。
そこで言われているのが「食中毒の予防はよく噛むこと」ですが、噛むことと食中毒の予防はどのように関わるのでしょうか。

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■細菌は胃酸により死滅するが・・・

食べ物に付着して食中毒を引き起こす菌は、そのほとんどが胃酸の力で死滅してしまうといわれています。
胃酸はpH1~2という強力な酸性のため、たとえ食べた物に食中毒を引き起こす細菌が付着していたとしても、その強力な酸で消滅させてしまい、胃の中で生きられなくなります。
しかし何らかの理由で胃酸により死滅しなかった細菌は腸に達して腹痛や下痢などの食中毒を引き起こします。
これはなぜなのでしょうか。
その答えとして、食前あるいは食事中に水分をたくさん摂取することで胃液が薄まり、殺菌能力が衰えてしまうことが挙げられます。
つまり細菌が生きたまま腸までたどり着き、食中毒の症状を引き起こすと考えられるのです。

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■よく噛んで食べる人とそうでない人との違いとは

では、食事中の水分摂取の他に食中毒になる原因があるのでしょうか。
同じ物を食べていても、食中毒になる人とならない人がいます。
これはいったい何の差であるのか疑問が生じます。
ひとつは菌に対する抵抗力、もうひとつは食べ物をしっかり噛んでいるかどうかと言われています。
しっかり食べ物を噛むことで食べ物が細かくなります。
細かくなった食べ物は胃に送り込まれたときに胃液に触れる部分が多くなり、細菌が胃液によって死滅しやすくなります。
いっぽうよく噛まない人は食べ物が細かく噛み砕かれず、食べ物に細菌が残ったまま胃の中へ送り込まれます。
そのため食中毒を起こしやすくなるようです。
またよく噛まない人は虫歯が多い傾向があります。
よく噛まないことで唾液の分泌が少なくなるため、虫歯菌などが増殖しやすくなります。

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■しっかり噛むことが食中毒の予防に繋がる

食中毒と噛むことの関係性について述べてきました。
食中毒予防の基本は「よく火に通す・傷んだものを食べない・手洗いうがいをしっかりする」ですが、しっかり噛むことが推奨され始めています。
噛むことは食中毒予防のみならず、口腔内の健康や全身の健康にもとても大切です。
食中毒予防とともに、認知症予防にも噛むことはとても大切です。
しっかり噛んで、食中毒および口腔内のトラブルを引き起こさないようにしましょう。

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