歯ぎしりの力はライオンなみ!「睡眠時プラキシズム」に注意しよう!

「歯ぎしりがうるさい」と言われたことはありませんか?
眠っている時に歯を噛みしめたり、歯ぎしりをしたりすることを、「睡眠時ブラキシズム」といいます。
睡眠中は無意識のため、起きているときより抑制が効かず、歯やアゴによけいに負担がかかります。
早急に対策を!

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■歯ぎしりの力はどれくらい?

重い荷物を持ち上げるときは、歯をぐっと食いしばりますよね。
これは、奥歯を噛みしめると、より大きな力を発揮できるから。
個人差はありますが、歯を食いしばると、その人の体重とほぼ同程度の力を発揮できると言われています。体重が60kgなら、60kgくらいの力が出るわけです。

ちなみに、普段の食事の際に奥歯にかかっている力は、最大咬合力の2分の1〜4分の1くらい。
だいたい10〜20キロだと言われています。

ところが、歯ぎしりのときに歯にかかる力は、なんと100kg以上。
成人男性では、300kg以上の人もいることがわかっています。

300kgといえば、ライオンの咬合力と同じくらい。
サメでも280kgくらいと言われていますから、大変なものです。

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■歯ぎしりにも、さまざまな種類がある

歯ぎしりの仕方には、大きく分けて3つのタイプあります。

1.グラインディング
ギリギリと上下の歯を擦り合わせるタイプの歯ぎしりです。
多くの人がしている歯ぎしりはこのタイプで、ギリギリと音が聞こえるのが大きな特徴です。
グラインディングは歯や顎、顎間接などに大きな圧力がかかるので、歯がすり減って平らになるという特徴も見られます。
音がしない場合もあり、気づかない・気づかれない人もいるようです。

2.クレンチング
上下の歯を強く噛みしめるタイプの歯ぎしりです。
大きなストレスがある時、仕事に集中して頑張っているときなどに、いつのまにか歯を強く食いしばっていませんか?
クレンチングは、グラインディングのような音はしませんが、知らないうちに肩こりや首のこりの原因になっている場合があります。
また、顎関節に痛みが生じることもあります。
上下の歯の噛み合わせ面が擦り減っている場合は、クレンチングの可能性があります。

3.タッピング
上下の歯をカチカチな鳴らすタイプの歯ぎしりで、寒くて震えるときのような状態です。
グラインディングやクレンチングと比べると、歯などへの影響は少ないのですが、アゴの緊張状態が続くため、肩や首のこり・疲れにつながります。

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■危険な「睡眠時プラキシズム」

この3つを総称して、「プラキシズム」と呼びます。
起きているときのプラキシズム「覚醒時プラキシズム」は一種のクセのようなもので、意識的に抑制することも可能なのですが、眠っているときの「睡眠時プラキシズム」は、無意識下で行われているため、抑制がきかず、歯が削れるほど大きな力となります。

実際、歯ぎしりのある人はセラミックを入れても割れやすく、金属のかぶせ物に穴があくケースもあります。歯だけでなく、アゴや首などの筋肉にどれほど大きなダメージがあるか知れなません。

また、「睡眠時プラキシズム」は、浅い眠りのときに起こりやすく、睡眠を妨げて不眠の原因になります。

「睡眠時プラキシズム」は自分では気づきにくいのですが、以下のような症状がある場合は、歯ぎしりをしていないか、家族やパートナーに聞いてみましょう。
・歯がすり減る
・歯がしみる
・詰め物がよく外れる
・顎が痛い
・歯が割れる
・肩こり
・頭痛

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■まとめ

歯ぎしりを続けていると、歯が割れたり、欠けたりしやすくなるだけでなく、顎関節症や肩こり・頭痛、不眠などの原因にもなります。また、歯の根に強い力が加わって歯と歯茎のすき間が大きくなると、歯周病の発症・悪化を招きます。
歯ぎしりは歯医者さんで治療可能です。
治療法の主流はマウスピースの装着ですが、歯列矯正で改善される場合もあります。
できるだけ早く歯医者さんに相談してみましょう。

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