胃の調子が悪いと、なぜ口臭が悪化する?改善策は?

口臭の多くは、お口の中で発生する悪臭物質が原因です。
でも、その次に多いのが胃の不調。
いくら歯磨きをしても口臭が改善されないとしたら、胃の調子が悪い可能性があります。
なぜ、胃の調子が悪いと口臭が発生しやすいのか、そのメカニズムや予防法についてご紹介します。

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■胃の不調が原因の口臭は、ピロリ菌が原因!?

通常は、胃の中のニオイが外に出ることはありません。
胃の中のニオイが外に出るのは、げっぷをしたときなどだけ。
あるいは、胃の病気などで、呼気にアンモニア臭が混ざる可能性もあります。

たとえば、胃酸過多になると、げっぷが出やすくなって口臭が発生することがあります。
胃酸が逆流して食道まで上がってくると、口臭が発生することもあります。

また、胃潰瘍などの原因となるピロリ菌は、ウレアーゼという酵素によって胃の中の尿素を分解し、アンモニアと二酸化炭素を生成します。
これが、血液にのって肺に運ばれることで、呼気にアンモニア臭が混ざり口臭の原因となることがあります。
以下のような胃の不調に心あたりはありませんか?

・胃潰瘍
・十二指腸潰瘍
・急性胃炎
・慢性胃炎

胃に不調を抱えている人の場合、「卵が腐ったようなニオイ」「ドブのようなニオイ」など、かなり強烈な悪臭を放つのが特徴です。
気になる人は、胃の不調を改善するよう心がけましょう。

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■胃の不調による口臭を改善する方法

胃の調子が悪いときは、以下のような生活習慣を見直してみましょう。

暴飲暴食を控える
食べ過ぎ・飲み過ぎは、胃腸に負担をかけ、消化不良を起こしやすくします。
また、暴飲暴食や早食いは、血糖値を急上昇させ、高血糖を招く原因にもなります。
食事は腹八分に抑え、ゆっくりよく噛んで食べる習慣を身につけましょう。
早食いは、血糖値を急上昇させ、高血糖を招く原因にもなります。

胃腸にやさしい食べ物を選びましょう
油っこいものや、高糖質なもの、お酒や珈琲などを摂りすぎると、胃が弱ってしまいます。
また、胃が弱っているときは、唐辛子やニンニクなど、刺激の強い食べ物を控えるようにしましょう。

朝食抜きや、不規則な食生活はタブー
必要な栄養をバランスよく摂ることも大切です。
ただし、朝食を抜いたり、遅い時間に夕食を食べるなど、不規則な食生活も胃にダメージを与えます。
食事は1日3回、できるだけ決まった時間に食べるようにしましょう。
また、夜寝る前に食べると、胃に負担がかかります。
少なくとも眠る3〜4時間前までに食事をすませておくのが理想です。

軽い運動でストレスを解消
ストレスをためるな!と言われても、そう簡単にはいきませんよね。
そんなときは、軽く体を動かすようにしましょう。
それだけでも、ストレスを感じたときに出るさまざまなホルモンや神経伝達物質をコントロールすることにつながります。
なにも、激しい運動をすることはありません。
ストレスがたまったときは、頑張り過ぎたり、ガマンし過ぎたりしないで、軽くストレッチをしたり、歩いたりして、体を動かしましょう。

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■まとめ

胃の不調による口臭を改善するには、生活習慣を見直すのが基本です。
しかし、怖い病気が隠れていることもあるので、セルフケアでも改善されないときは病気のサインかもしれません。
できるだけ早く専門医に相談しましょう。

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