顎の骨が溶けるっ!恐怖の歯槽膿漏!<体験談>

今から数年前、自宅マンションの管理組合の理事長に主人がなったときに問題のある住民の方とトラブルになり相手方から警察を呼ばれてみたり、訴訟を起こすと言われてみたりと過度にストレスがかかる状況が1年間続いた時のことです。

元来、虫歯治療と親知らずの抜歯以外で歯科を受診したことがなく、毎年検診を受ける習慣もなく口腔内はほとんど放置状態でしたがそれまでは何の問題もありませんでした。

それがある日ふと歯磨き後に鏡で何気なく見てみると左の下側の歯茎が腫れているような感じになっていたのです。

位置的には奥歯から3番目の歯の歯茎がぶよっとした感じで実際に指で押してみると中からどろっと膿のようなものが出てきました。
我ながら気持ち悪っと思いながらも特に痛みもなかったため、そのままにしてしまいました。

その後もまた膿がでたり、歯茎から出血があったりしましたがあまり気にせず放置すること半年余り。
結局、歯の詰め物がとれてしまったからという全く違う理由で歯科医を受診した時に重度の歯槽膿漏の上、あごの骨の一部が溶けているという衝撃の事実が判明しました。

しかも驚いたことにはその付近の神経はしっかり存在しており、先生にこれはかなり痛かったはずだと言われたのですが、本人にはさっぱり自覚なし・・・
診断されてからにわかに痛みを自覚するというまさに熱があっても体温計見なければ平気というあれです。

そこから本格的に日々の自宅でのケアや歯磨き法、定期的な検診を受けることなど歯周病治療をスタートさせ現在では完治しましたが先生から実はストレスも歯周病を悪化させる重要な要素だと言われました。

人間は過度のストレスがかかるとほんの少しの切欠から様々な病気を呼び込んでしまい、更に気がかりなことが大きいと痛みなど体からのサインも出にくく、また出ても気づきにくくなるそうなのです。

食生活や生活習慣を整えることはもちろんですが、ストレスをため込まないよう上手くリフレッシュすることも大事なことなのだと実感した出来事でした。

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