重曹でお口ケア!歯肉炎や歯槽膿漏に効く重曹の効果と使い方とは?

重曹はお料理やお洗濯、お掃除などなんにでも使える万能な魔法の粉です。
でも今、その重曹で歯磨きするとお口の中にもすごい効果があることがわかりました。
歯ぐきのお悩みもこれで解決です!
さっそくその秘密に迫ってみましょう!

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■重曹の正体

重曹の特徴はずばり、弱アルカリ性。
アルカリは酸とは正反対の性質を持っているので、酸を中和させる力を備えています。

ではなぜこのアルカリが用いられるかというと、虫歯の原因は酸だからです。
なので、弱アルカリの重曹水でうがいをすると虫歯菌が元気になる酸性のお口を中和させて、一時的に活動を弱めてしまいます。

虫歯は食べ物のカスが酸になり、歯を溶かします。
特に甘いもの(糖)は虫歯菌と結びついて歯垢を作ります。
ですから歯磨きはその歯垢ができる前に、食べ物の汚れを取る意味があります。
子供のころから「食べたら磨く」は理にかなっていたんですね。

その他、人間の唾液には酸を溶かして中和する作用があります。
なのに、だらだらと食べていると、唾液の中和作用が追い付きません。

■重曹の効果

中和作用・・・べとべとした汚れを落とす性質があります。
虫歯菌が作り出すプラークは糸ようじで見ると、ドロドロしています。これを重曹がくっつけて粘土の様にまとめり始めます。

研磨作用・・・重曹には歯磨き粉の様に磨く効果もあります。
なのでホワイトニングにも一役買っています。ただし、磨きすぎると白い歯になるどころか、表面を削りすぎてしまい逆効果に。目安は週に一度でいいでしょう。

消臭作用・・・消臭パワーも持ち合わせています。
お掃除などでもソファーやカーペットに振り掛けて、掃除機で匂いごと吸い取ってしまう。そんなお掃除の仕方もあるのです。

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■重曹の上手な使い方

重曹は、歯肉炎、口臭予防、歯槽膿漏の予防効果が期待されています。
原因を見てみると、お口の中には様々な細菌が住んでいるのでそれらの細菌が引き起こす病気が問題なのです。

歯ぐきから膿がでた時には重曹歯磨き。
口臭予防には重曹水のうがい。
あの、しそうのうろう!そう、歯槽膿漏にも重曹で歯ぐきマッサージ。

重曹はどこにでも売っているので、小分けの袋に入れて持ち歩きにも便利です。
もしバックの中で散らかったとしても、中身を出して掃除機で吸ってしまえばOK。
ついでにバックのお掃除が出来ちゃいます。

では具体的に使い方を見てみましょう。

<具体的な使い方>
・重曹水
(口臭用)・・・カップ3/4に小さじ1杯
(マウスウォッシュ)・・・カップ1/2に小さじ1杯 

・重曹歯磨き粉
(歯磨き)・・・重曹大さじ2杯に塩小さじ1/2杯、これにグリセリン小さじ4杯を混ぜてしっかり練る。
これでいつものように歯を磨きます。
先に糸ようじで汚れを落とすと、隅々まで重曹がいきわたります。

(歯垢落とし)・・・軽く濡らした歯ブラシに、直接重曹をつける。あらかじめ少量をお皿に盛っておきます。そのまま磨きます。
ただ、研磨作用が強いので強くごしごしこすると歯ぐきを傷つけてしまうので、優しく磨きます。週に一度が目安です。

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■まとめ

このように、歯ぐきから血が出たり、歯肉炎や歯槽膿漏の様に口臭がしたり、歯の根元から膿が出たりと病気の症状が出たら、まずは歯医者さんに言って治療をしてもらいます。
重曹は歯を治すお薬ではないことを念頭に置いて下さいね。

その上で、症状がこれ以上ひどくならないようにお口の中の環境を整えるため、重曹をうまく利用してください。

最後にお口のケアにも使える重曹は、きちんと用途によって選ぶことが大切です。
重曹にはお掃除、クリーニング、身体のケアなど用途によって販売元が違います。
工業用、掃除用は決してお口のケアには使わないで下さい。
購入するときは、食品添加物もしくは日本薬局方を使用しましょう。

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