子どものころから虫歯がほとんどなかった私は、大人になってからも、自分が歯のトラブルに見舞われるとは全く思っていませんでした。
でもそこに落とし穴があったんです。
同じような思いをされる方がなくなるように、自分の経験をご紹介します。
＜関連記事＞ 歯周病予防・口臭予防の薬用マスティック＆アロマの効果は？口コミ・評判は？
■歯には自信がありました
私は乳歯の段階でも虫歯が少なく、永久歯に生え変わってからは全く歯のトラブルはありませんでした。
ただ、出産後は虫歯ができるように。
その頃は時間も気持ちもゆとりがあったので、すぐに治療を受けて処置してもらっていましたので、たいした問題とは考えていませんでした。
職場に復帰すると子育てとの両立で忙しくなり、自分のことには構っていられなくなってしまい、長らく歯医者さんとはご無沙汰していました。
それでも虫歯ができる様子もなく、もともと歯には自信があったので歯のことはまったく気にしていませんでした。
年齢を重ね、あるとき前歯が少し欠けてしまいました。
それでも通院する余裕がないからとしばらくそのままにしておくと、さらに欠けがひどくなり、さすがに放置できないので歯医者さんにかかりました。
＜関連広告＞美白成分と歯周病予防成分を同時配合した薬用オーラパール
■歯はすぐ治せるけれど
そこで言われたのは意外なことでした。
「前歯はすぐ治せます。でも、歯ぐきを直さないと前歯の処置ができません」
歯ぐきに問題があるなんて思いもしませんでしたが、歯医者さんの指摘には思い当たる節がありました。
・口呼吸が多い
・甘いものが好き
・朝起きたときに口の中がネバネバする
・口臭が気になる
とくに、ネバネバと口臭はとても気にしていましたが、それが歯周病に関係があるとは全く知りませんでした。
歯周病で自覚できる症状としては、
・歯がグラグラする、固いものが噛みにくい
・歯ぐきが腫れる、歯磨きの時に出血する
・歯ぐきが下がる（歯と歯の間にすき間ができる）
があるそうですが、歯磨き時に多少出血することがあった程度で、私は全く意識していませんでした。
これらは重症化してから自覚するようになるのではないかと思います。
このほかにも、どちらも私はあてはまりませんでしたが、
・タバコを吸う
・糖尿病にかかっている
についても尋ねられました。この二つにあてはまると、歯周病のリスクがさらに高くなるそうです。
＜関連広告＞歯周病予防に効果的！【伝統爽快なたまめ歯磨き粉】
■自然には治らない
「歯周病は、歯の周囲の汚れ（プラーク）のなかに含まれる細菌の毒素で歯ぐき（歯肉）に炎症が起き、歯を支える骨が溶けていく病気です。」
極度の場合は歯が抜けてしまう（または治療のために抜歯する必要がある）と聞かされてぞっとしました。
自分もそうでしたが、初期段階では自覚することが少ないのだそうです。
虫歯は放置しておいても自然に治らないとわかっていましたが、歯周病も自然には治らないと言われ、通院して治療してもらうことにしました。
歯茎の炎症がひどい部分は、切開して悪いところを切除する必要があり、全部を治療してもらうまでには、受診前に思っていたよりはるかに長い時間がかかってしまいました。
受診のきっかけになった前歯の処置まで、実に1年近くかかってしまったのです。
その後も、毎月チェックのために通院しています。
同時期にやはり歯周病の治療で別の歯医者さんに通っていた知人は、半年で治療が終わり、チェックも3か月に1度でいいと言われたそうです。症状が軽いうちに受診すると治療期間も短くて済み、その後の通院も少なくていいのだと思いました。
＜関連広告＞なたまめ柿渋歯磨き
■まとめ
歯周病はあまり自覚症状がありません。
歯磨きの際にすこし出血しても、すぐにおさまって食事や生活に支障がなければ、そのまま様子を見ておこうと実質は放置してしまいがち。
けれども、歯周病になってしまうと自然に治ることはありません。
上に挙げた項目に心当たりがある方は、私のように治療が長引いてしまわないためにも、早めに歯科医にチェックしてもらうことをお勧めします。
