親知らずのある人は、口臭に要注意!

親知らず周辺の歯茎は、ほかの歯よりも歯周病をおこしやすいという特徴があります。
歯周病にかかると、歯の周辺で雑菌が繁殖します。
これが口臭の原因になります。
親知らずのある人は、ふつうよりも口臭が強くなりがちであることを覚えておきましょう。

また、歯周病は他人に感染する病気です。
歯周病にかかっている人は、唾液がついたスプーンなどの食器を家族と共用することはやめましょう。
唾液から歯周病菌がほかの人にうつる可能性があります。

親知らずのある人は、家族やパートナーのためにも歯周病対策を意識して行うことが大切です。
丁寧なブラッシングと歯科検診は必須。
適切なケアを行うことで、歯周病による口臭の予防と、周囲の人への感染のリスクを下げることができます。

<関連広告>[薬用マスティック&アロマ」が口臭・歯周病対策になる訳は?

■親知らずは口臭の原因のひとつ

親知らずは、他の歯よりも歯周ポケットが深いことが特徴です。
深い歯周ポケットには食べ物カスや汚れが入り、歯垢がたまりやすくなります。
この歯垢に雑菌が繁殖しておきるのが強い口臭です。
親知らずがある人が口臭に悩んでいる場合は、親知らず周辺に歯垢がたまって不衛生な口内環境になっている可能性があります。

雑菌の繁殖をほうっておくと、やがて歯茎が赤く腫れたり、強く痛みだしたりします。
これは歯周病の症状です。
歯周病が進むと、歯の根を支えている歯槽骨に膿がたまり始めます。
この状態を歯槽膿漏とよびます。歯槽膿漏がみられるほど症状が進むと、膿の臭いも混ざって、口臭がとても強くなります。

■歯周病が他人に感染する可能性

歯周病は他人にもうつることがあります。
口内に住んでいる歯周病菌の感染経路は唾液です。
キスをするカップルや夫婦、食器を共有する習慣のある家族は注意しましょう。
唾液によって、1人の歯周病菌がほかの人に感染する危険があります。

とくに母親が赤ちゃんに接するときには注意しましょう。
母親が口で咀嚼した食べ物を子どもに与えたり、母親が使ったスプーンを子どもに使わせたりすると、歯周病が親から子どもへ感染するリスクが高くなります。
子どもは免疫力が低いため、大人よりも歯周病に感染しやすくなっていることも覚えておきましょう。

<関連広告>『AMOMA』のオーガニックハーブティー

■親知らずのある人が心がけるべきケア

親知らずを残している人は、歯周ポケットをきれいに保つことを心がけましょう。
食べ物のカスをこまめに取り除くことは、口臭と歯周病予防に効果があります。
歯垢をためなければ、歯周病になったり、それを他人にうつしてしまったりする危険もありません。

親知らずのケアには、歯周ポケットのなかまで届く細毛歯ブラシを使い、毎日丁寧にブラッシングをすることが何より大切です。
斜めに生えていてブラッシングしにくい親知らずについては、強い水流で歯周ポケットのなかを洗える口腔洗浄器の使用も効果があります。

親知らず周辺の歯肉が腫れてきたら、歯科医師の診察をかならず受けましょう。
医師と相談のうえ、親知らずを抜歯するか、そのまま残すかを決めることが必要です。

トラブルの元である親知らずを抜くことで、口内環境が改善して口臭がなくなったり、歯周病の進行を食い止めることができる場合もあります。
軽度の歯周病であれば、歯を温存しながら疾患の治療をすることも可能です。
適切な歯肉マッサージと歯周病専用薬の使用で、歯周病を治すことも可能です。

<関連広告>電気不要!強力ジェット水圧で歯の汚れを吹き飛ばす!!歯間ジェットクリーナー

■まとめ

親知らずのある人は、口内環境が悪化しやすいことを覚えておきましょう。
口臭が強くなってきたら、歯周病が進んでいる可能性があります。
早めに適切な処置をすれば、親知らずを抜歯することもなく、歯周病を治癒させることもできます。

歯周病は感染する疾患です。
歯周病になってしまったら、食器の共有をやめるなど、生活の仕方を工夫しましょう。

<関連記事>歯周病予防・口臭予防の薬用マスティック&アロマの効果は?口コミ・評判は?

トップへ戻る