歯科医院で行う口臭治療。歯医者さんが注目するポイントとは

口臭が気になる場合、歯科医院に行くと歯医者さんが口臭治療を行ってくれます。
歯医者さんで行う口臭治療とは一体どういうものなのでしょうか。
そして歯医者さんが見ているポイントとはどういった内容なのでしょうか。
今回は歯科医院で行う口臭治療で歯医者さんが気にしているポイントについてご説明します。

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■口臭の発生源はどこなのか?

一言で口臭と言っても様々な発生源があり、それぞれにさまざまな原因があります。
口臭の発生源で最も多い共通項は、細菌によりもたらされる口臭でしょう。
つまり、身体の一部や口内の食べかすなどに細菌が繁殖することにより起こる口臭です。発生源は口内にとどまりません。
胃や鼻、喉など、呼吸と共に口臭として体外に放出しうる箇所であれば、口臭の発生源になり得ますが、口臭の発生源の90%くらいは口内起因と言われていますので、大抵のケースは歯医者さんで治療できてしまいます。
口臭の発生源が口内であれば歯医者さんも治療することができますが、胃や鼻などが原因でしたら歯医者さんではそもそも治療ができませんので、内科や消化器科、耳鼻咽喉科など専門の病院に行き病気の治療と共に口臭の治療を行うことになります。

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■口臭の発生源が口腔内である場合

口臭の発生源が口腔内、すなわち虫歯や歯周病、歯垢、歯石、その他口内の粘膜にできた潰瘍や炎症などに起因する口臭であれば、歯科医院で口臭治療を行うことができます。

多くの歯医者さんは、このとき歯垢や歯石の除去といった口内洗浄や炎症の治療をして終わりとは思わず、なぜそのような状況に陥ったのか、ということを考えています。

歯石が溜まりやすい方は、歯石を除去して一時的に口臭が軽減するかもしれませんが、歯石が溜まってしまった原因を取り除かないと口臭が再発するからです。
歯石を例にとると、歯石は歯垢が硬くなったもので、細菌のかたまりです。
つまり、歯石ができるということは歯垢を取り除けていないから。
歯磨きが不適切であるといった理由が考えられます。

また、歯並びが悪いと歯垢が溜まりやすく、口臭の原因にもなりますので、口臭治療で歯医者に来た患者さんにはブラッシングの改善や歯の矯正などを行い、口臭の根本的な原因を取り除きたいと思う歯医者さんが多いようです。

■歯医者さんで行う様々な口臭治療

口臭は年齢と共に発生源が変わります。
若いうちは歯周病のリスクは低いですが、歳をとるごとに歯周病のリスクが高くなります。
歯周病は歯の周辺に細菌が繁殖して起こり、細菌が骨にまで到達すると、歯槽膿漏になり膿が出るために、強い口臭となります。
この場合は口臭よりもむしろ歯を失うか失わないかの瀬戸際ですので、しっかりとした歯周病の治療を行う必要があります。

また、親知らずが不適切な方向や角度で生えてきた場合にもその部分に歯垢が溜まりやすかったり、虫歯になりやすかったりして口臭の発生源になり得ます。
この場合は親知らずの抜歯を行うことが望ましいです。

また、歯科矯正も口臭の治療の一環ともなり得ますので、口臭治療と言っても発生の原因によって様々な治療法があることになります。

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■まとめ

歯科医院で行う口臭治療ですが、口臭の発生源により様々な治療を行います。
特に重要なことは、口臭が発生する原因を取り除くことで再発を防止することです。
口臭が発生するということは、虫歯や歯周病など口内に何かしらトラブルを抱えている場合が多いですので、口臭の原因を取り除くことは非常に重要になります。

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