「フッ素」だけでは不十分!「シーラント」でお子様を虫歯ゼロに

子どものキレイな白い歯。出来ることなら虫歯にしたくないのが親心ですよね。
虫歯予防といえば「フッ素」というのは今では一般的になっていますが、最近は「シーラント」というもうひとつの選択肢があるのをご存知ですか?
今回は、虫歯の予防に効果的な「シーラント」についてのお話です。

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■シーラントとは

シーラントとは、奥歯の噛む面の溝にプラスティックの材料を流し込んで固めて、溝から出来る虫歯を予防するものです。
奥歯の溝は、歯ブラシが届きにくく虫歯になりやすい部位です。
また、前歯の裏側にも深い溝がある場合があります。
その場合も同じようにシーラントの処置をすることで虫歯を予防します。
シーラントをすることで、66%虫歯を予防することが出来るというデータがあり、大変効果の高いものです。

■どの部位のいつ頃するのが良いの?

お子様の生えたての歯は、柔らかく大変虫歯になりやすいものです。
また、生えている途中も高さが低かったり、歯ぐきが邪魔して歯ブラシが届きにくく、いったん虫歯になると、大人の歯に比べて虫歯の進行が早い事も特徴といえます。
歯が生えたら、なるべく早いうちに処置をすることがお勧めです。

4~5歳  乳歯
6歳  6歳臼歯(前から6番目の永久歯)
7~8歳 前歯の裏側の溝
9~10歳 奥歯の永久歯

歯の生え替わりには、個人差があります。
だいたいの目安として参考になさって下さい。
お子様の仕上げ磨きの際にお口の中をチェックして、シーラントのタイミングを計って下さいね。

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■シーラントの処置方法

では、シーラントの処置はどのようにおこなうのでしょうか。
1. シーラントを行う部位を掃除する
シーラントを行う溝に汚れが残っていては、逆に虫歯の原因になってしまいます。
歯ブラシや機械を使って溝に汚れが残らないように綺麗にします。
2. 乾燥させる
唾液などの水分が残っていては、シーラントが剥がれやすくなってしまいます。
風をかけて水分をしっかり飛ばし乾燥させます。
3. 薬を付け、洗い流し乾燥させる。
シーラントがしっかりつくように薬を塗って、5秒から10秒おいてお水で洗い流し、また十分に乾燥させます。
4. シーラントを流し込み、光を当てて固める
シーラント(プラスティックのペースト状のもの)を丁寧に流し込み、光を当てて固めます。
この時も、唾液が入らないように十分に注意しておこないます。

処置の流れとしては、とても簡単なものです。また、歯を削ったりすることはありません。

■シーラントが出来ない歯

シーラントは、どの歯にもできるわけではありません。
既に虫歯で処置をしたことのある歯や、虫歯になっている歯にはすることができません。
虫歯になる前の歯に予防としてするものになりますので、生えてきたら早めに処置をおこなう事が重要になります。

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■まとめ

いかがでしたでしょうか。
お子様の虫歯予防の「シーラント」がどのようなものかおわかり頂けましたか?
シーラントをしたからといって、必ずしも虫歯にならないというわけではなく、あくまでも予防にすぎません。
しかし、まだ自己管理の難しい子供のキレイな歯を守れるかどうか、親の責任は重大です!
毎日の歯磨きに加えて、ぜひシーラントも検討してみてくださいね。

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