人の口臭が気になったことがある人は、自分も臭わないかと気にしているのでは?
ハミガキやマウスウォッシュ、タブレットなど、さまざまな口臭予防の方法がありますが、なかなか解消されないという方にオススメの方法があります。
それは、マッサージ。
簡単で小顔効果も期待できると話題になっています。
そこで今回は、口臭予防マッサージの効果や方法について探ってみましょう。
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■口臭とストレス
口臭の原因にはいくつかありますが、その中でも現代人に多いのはストレスが原因の口臭。
ストレスによる緊張でドライマウスになることが要因のひとつとされています。
唾液には口腔内の浄化作用がありますから、本来は唾液が正常に分泌されてさえいれば、きつい口臭に悩まされることもないはずです。
ストレスが原因でその唾液が減少してしまうと、お口に中で雑菌が繁殖したりバクテリアが口臭の原因になる物質を発生させるというわけです。
■口臭予防マッサージの方法
そこで、耳の下からあごの周りをマッサージをして、唾液分泌を活性化させるのが、口臭予防マッサージです。
唾液分泌には大きくわけて3カ所の唾液の出る腺があり、その腺ごとにマッサージをします。
1.耳下腺(じかせん)こめかみの真下に指をあてて下げてゆきます。
耳の真横にきたら指1本下のあたりにあります。
ぐっと押すと酸っぱいものを食べた時にきゅっとする腺がありますね。
そこを中心に指を3本当てて1センチくらい円を描きます。
これを前まわし、後ろまわしそれぞれ5回繰り返します。
2.顎下腺(がくかせん)えらの付け根で耳の下にあります。
ここも触るとじわっと唾液が出てきますね。
そこをGOOの時に出すサイン、立てた親指で下から押します。
えらの内側を押します。少し前後に移動しながら25回ほど押しましょう。
3.舌下腺(ぜっかせん)顔の中心であごの裏にあります。
同じGOOのサインを両手で作り、下から上に押しあげるように圧をかけます。
これを20回ほど繰り返してください。
どのマッサージも強すぎず、適度に気持ちの良い感覚をめどに続けます。
顔の輪郭は皆さん同じではないので、マッサージをする時は3カ所の腺を触りながら確かめましょう。触っているうちにじんわり唾液が出てきたら、その場所を中心にマッサージをします。
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■舌の体操
もう一つ注目したいのは、舌を動かして唾液に分泌を促すエクササイズです。
これも普段使わない顔の筋肉が大きく動くので、顔の引き締め効果つまり小顔対策にもなります。
1.舌をべーっと3回出します
2.出した舌を左右に大きく3回動かします
3.さらに舌を大きく回します(唇をなめるように)
これを左右3回づつ繰り返します。
この時口を大きく開けますが、開けすぎると顎関節症になったり外れてしまう危険性があります。
あくびの一歩手前くらいの開け方にとどめておきましょう。
■まとめ
口臭予防のマッサージは唾液の分泌を促進させて、口腔内の浄化に役立ちます。
また、唾液には歯の表面をコーティングする役割も持っているので、虫歯の予防にもなります。
もちろん、唾液がたっぷり出れば食事の消化・吸収もよくなり、とても健康的です。
マッサージをして普段使わない顔の筋肉もほぐしながら、小顔効果も狙ってしまいましょう。
顎の下にはリンパ腺も通っているので、顔全体の新陳代謝アップにもつながります。
ただし、強すぎるマッサージはしわやたるみの原因になってしまいますから、「あくまでもやさしく」を心がけましょう。