ヨーグルト歯磨きは効果なし!?口臭予防にいい乳酸菌とは?

「口臭や歯周病予防にヨーグルトがいい」というのは有名な話です。
でも、最近はさまざまなタイプの乳酸菌を配合したヨーグルトが発売されていて、どれが口臭や歯周病の予防にいいんだろう?と迷っている人も多いのでは?
そこで今回は、口腔環境の改善によい乳酸菌の種類や摂取法についてご紹介します!

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■ヨーグルトならどれでもいいの?

さまざまな口臭・歯周病対策法の中でも、手軽にできて続けやすい対策法として人気なのが、ヨーグルトです。
ではなぜ、ヨーグルトがいいと言われているのでしょう?

腸内に善玉菌と悪玉菌がいるのと同じように、お口の中にも虫歯や歯周病の原因となる悪玉菌もいれば善玉菌もいて、いつも勢力争いをしています。
健康なお口の中は、善玉菌優勢の状態。不健康なお口の中は悪玉菌優勢の状態というわけですね。

ヨーグルトは、善玉菌の代表格である乳酸菌の宝庫です。そこで、
・お腹の中の善玉菌を増やして全身の免疫力を高め、歯周病を防ぐ
・お口の中の善玉菌を増やして、口内環境を整える
という2つの意味で、ヨーグルトがいいと言われているわけです。

ただし、乳酸菌ならどれでも同じような効果を得られるのか?というと、そうではありません。
腸内環境を整えて全身の免疫力を高めることで歯周病を予防しようというのなら、一般的なヨーグルトでもよいのですが、お口の中の悪玉菌を直接抑えるのが目的なら、そのための乳酸菌が入っているヨーグルトを選ぶ必要があるのです。

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■ヨーグルト歯磨きは、本当に効果がある?

現在、お口の中で虫歯や歯周病の原因菌を抑えてくれることがわかっている乳酸菌は、
・LS1
・ロイテリ菌
・L8020
・WB21

など。

残念ながら、日本でヨーグルトとして発売されているのは、8020ヨーグルト(四国乳業)くらい。
LS1や、ロイテリ菌を配合したヨーグルトは日本では発売されておらず、サプリメントやチュアブル(舐める錠剤)などにしか含まれていません。

したがって、ここ数年、ヨーグルトネット等で無糖ヨーグルトで歯を磨く「ヨーグルト歯磨き」が注目されていますが、少なくとも、これらの乳酸菌を含まないヨーグルトで磨いても期待するほどの効果は得られないはず。

実際、お医者様たちの間では、ヨーグルト歯磨きに対して「むしろ、酸で歯を溶かす危険性がある」「虫歯になりやすくなる可能性がある」という否定的な意見も多いのです。

■オススメは、サプリメントやチュアブル!

LS1は、唾液中に存在する乳酸菌で、歯周病の原因菌に対する殺菌効果が実証されています。
ロイテリ菌は、人の母乳から発見され乳酸菌で、虫歯の原因菌を抑制することが、L8020は口内の虫歯菌や歯周病菌を現象させることが証明されています。
これらはサプリメントやチュアブル(舐める錠剤)として発売されています。

何種類か実際に使ってみましたが、特にチュアブルタイプは、口臭予防効果が長続きするなど実感効果もすぐに得られてなかなかオススメです。

市販の歯磨き剤のほとんどは、非常に強い合成の活性剤や殺菌剤を使用しているので、悪玉菌と一緒に善玉菌まで殺菌してしまい、長期的に見ると、かえって口臭が悪化したり、虫歯や歯周病になりやすい口腔環境をつくってしまう可能性があります。

毎日きちんと歯磨きをしているのに、口臭が気になる、虫歯や歯周病になりやすいという人は、こうしたサプリメントやチュアブルを摂るといいかもしれませんね。

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■まとめ

乳酸菌が、口臭や虫歯・歯周病の予防に効果的なのは確かです。
でも、より高い効果を確実に得たいなら、乳酸菌の種類を選ぶべき。
ただし、一般的なヨーグルトには効果が実証されている乳酸菌はほとんど含まれていないので、サプリメントやチュアブルで摂るようにしましょう。

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