意外!米国と日本の歯周病ケアの予防法は微妙に違う!?

最近は日本でも歯に対する考え方は徐々に変わってきました。
しかし現状はまだまだ欧米に比べたら遅れているように思います。
「日本人は歯がキレイな人が少ない」とよく耳にします。
そして日本は米国以上に、歯周病疾患者が多いとも聞きます。
歯周病に対する予防方法は、日本と米国はほとんど同じですが、ここでは実際に体験した筆者が感じる「微妙に違う部分」を取り上げてみました。

<関連広告>[薬用マスティック&アロマ」が口臭・歯周病対策になる訳は?

■定期検診の回数が日本より多い!

日本と米国で大きく異なるのが、定期検診の回数ではないでしょうか。
日本は半年に一回、米国は三カ月に一回です。米国は日本と保険システムが違いますので、歯の保険は別で入らなければいけません。
保険会社にもよりますが、金額もけっこうなお値段です。

なので三カ月に一回、合計年に四回の歯科定期検診は無料で行ってくれます。
そのおかげで歯石を掃除してくれるだけでなく、虫歯や歯周病などトラブルも早期発見できます。そしてケアの仕方もそのたびに指導してくれるので、歯に対する意識も変わってくるのだろうと思います。

<関連広告>なたまめ柿渋歯磨き

■ドクターがすすめる歯ブラシの使い分け方

歯周病予防・また虫歯予防をするためには、歯ブラシの選び方から磨き方まで、歯医者で指導してくれるのは日米同じだと思います。

日本在住時は歯磨きをした後に、フロスをするように言われてたのですが、こちらでは異なります。
まず口をしっかりゆすいでからフロスを使用します。
そして次に小さいヘッドの歯ブラシで歯を一本一本丁寧に磨き、そのあとに電動歯ブラシで歯茎をマッサージするように磨きます。

仕上げは「プラウト」といって、奥歯などが磨きやすい形になっている歯ブラシを使います。
親知らずや歯と歯の間が磨きやすく、矯正中の人も使用しています。
私はプラウトの一番小さいものを使用し、歯と歯茎の間もキレイに掃除しています。
不思議なことに、こちらの歯科医には歯間ブラシはすすめられませんでした。
私には必要なかったのかもしれません。
一応スーパーなどでは売っているのですが、歯周病予防ということではすすめられていません。

歯医者にもよりますが、米国のドクターは電動歯ブラシをすすめてきます。
日本は最近でこそすすめてくるそうですが、これもお医者さんによってポリシーが異なるようですね。

■まとめ

日本在住時(今から約6年前)にかかりつけの歯科医から「日本はアメリカに比べてまだ遅れている」ということを聞きました。
しかし近年、日本にも最新の治療法が、どんどん入ってきています。
ただ、多忙な日本人は、たった一年に二回の検診にも行かない人が多いといわれています。
「歯医者は歯が痛くなってから行くもの」という考え方が大きな理由かもしれませんね。
口の中のケアは怠ると、後に大変な疾患に変化しますので、ぜひ定期的な検診を受けることおすすめしたいです。

<関連記事> 歯周病予防・口臭予防の薬用マスティック&アロマの効果は?口コミ・評判は?

トップへ戻る