暑い夏は、「熱中症口臭」にご注意を!

猛暑日が続くと、熱中症で搬送される人が急増します。
熱中症対策、きちんとしてますか?
実は、熱中症の簡単な判別法のひとつに、口臭チェックがあります。
猛暑日に、普段よりも口臭がきつくなってるな?と思ったら、すでに脱水が進んでいるのかもしれません。
今回は、熱中症と口臭の関係についてご紹介します!

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■口臭は脱水のサイン。熱中症の兆候のひとつです。

今では毎日のように聞く「猛暑日」という言葉、ほんの10年ほど前にはなかったって知ってましたか?
それまでは、最高気温が25℃以上の日を夏日、30℃以上だと真夏日と呼んでいたのですが、35℃を超える日が急増し、「真夏日」という言葉では表現しきれなくなったため、2007年から最高気温が35℃以上の日を「猛暑日」と呼ぶようになったのだそうです。

確かに、昔の夏は、今ほど暑くなかったですよね。

さて、猛暑日に注意しなければいけないのが、熱中症です。
熱中症は、暑さによって引き起こされる障害の総称ですが、その影には必ず「脱水」が潜んでいます。

というのも、私たちが生命を維持するためには、水分と塩分が欠かせません。
そこで、水分と塩分でできた体液の量が常に一定に保てるよう調整されています。
ところが、気温が上がったり、激しい運動をしたりして体液が失われて脱水状態になると、身体はそれ以上体液を失わないよう、発汗をストップさせます。
すると、発汗による体温調節ができなくなって体温が上昇し、全身の臓器、特に脳がダメージを受けて、けいれんや意識障害をともなう熱中症になるというわけです。

熱中症には、必ず脱水症が隠れています。
こうした熱中症のメカニズムをよく理解し、何らかの兆候が現れたらできるだけ早い段階で水分や塩分を補給しましょう。

たとえば、ちょっと喉が渇いたな、と思ったらすでに軽い脱水状態です。
そしてもうひとつ、とてもわかりやすい兆候として覚えておきたいのが、口臭の悪化です。

脱水状態になると、唾液も減ってお口が乾燥し、口の中がネバネバしてきます。
すると、細菌が異常に増殖して口臭が発生。
「ふだんより口臭がキツイかも」と思ったら、即効で水分補給をしましょう。

ちなみに、高齢になると「口渇中枢」という機能が低下し、自分では口や喉の渇きに気づきにくくなります。
口臭の悪化に気づいたら、まわりの人がぜひ水分補給をすすめてあげましょう。

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■脱水かなと思ったら、水やお茶を飲むだけでなく塩分も一緒に!

水分補給の際も気をつけたいのは、水だけ、お茶だけ飲むのではなく、塩分も一緒に摂ることです。

一度にゴクゴクと大量の水を飲んだり、水だけを補給し続けていると、血液中の塩分濃度が低くなり、かえって熱中症を発症しやすくなったり、悪化させたりする可能性があります。
そこで、水をゴクゴクと飲むのではなく、塩分を含む飴や梅干しなどを口に入れて、水は少しずつこまめに摂るようにしましょう。
手っ取り早く摂るならスポーツドリンクでもいいですね。
カフェインには利尿作用があり、かえって水分を失う可能性があります。
カフェインたっぷりのコーヒーやお茶は控えるようにしましょう。

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■まとめ

熱中症は、重症度によってⅠ度、Ⅱ度、Ⅲ度に分類されるのですが、環境や状況によって症状は刻々と変化していくため、「まだ、たいしたことはない」と思っていると、あっという間に重症化して救急搬送…ということにもなりかねません。

たとえば、頭痛や吐き気、めまいや嘔吐などの症状が出たときには、すでにかなり危険な状態。
その頃には、口臭もかなりきつくなっているはずです。

口が乾く、ネバネバすると思ったら、口臭がきつくなる前に水分と塩分を補給しましょう。

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