鼻水がのどに落ちてくる人、口臭は大丈夫ですか?

風邪やインフルエンザ、鼻炎や副鼻腔炎などで、鼻水がのどに落ちてくることがありますよね。
それは後鼻漏(こうびろう)と言われる症状で、そういうときは口臭にも要注意です!
どうすれば後鼻漏による口臭を防げるのか、ご紹介しましょう!

<関連広告>[薬用マスティック&アロマ」が口臭・歯周病対策になる訳は?

■歯周病菌の出す酵素が、歯周病やアルツハイマーを引き起こす!

風邪を引いた時などに、鼻水が鼻の奥から喉に落ちてくる症状に悩まされたことがある人は多いのではないでしょうか?
これは後鼻漏(こうびろう)と呼ばれるもので、風邪のほか、花粉症などによるアレルギー性鼻炎、慢性副鼻腔炎などが原因で起こる場合が多いようです。

高齢者の場合は特に原因となる疾患がなくても、後鼻漏になることも!

命にかかわるような重篤な症状ではないので、そのうち治るだろうと放置してしまいがちなのですが、なんとなくわずらわしいだけでなく、口臭の原因にもなってしまうのです!

<関連広告>あなたの口臭は大丈夫ですか?

■なぜ後鼻漏が口臭の原因になるの?

後鼻漏になると、のどにたまった鼻水に細菌が繁殖しやすくなり、炎症します。
すると、細菌と戦うために扁桃からネバネバした免疫物質が分泌されるのですが、戦った後、膿が発生します。

この膿が鼻水とまざって落ちてくる膿汁こそが、臭いの元!
膿汁が固まると、膿腺となり、これも口臭の原因になります。

また、鼻漏になると、鼻がつまるのでどうしても口呼吸になりやすく、お口の中が乾いてのどの炎症が悪化したり、口内の細菌も増殖しやすくなります。
舌が乾燥して舌苔ができ、さらに口臭がきつくなることも!

後鼻漏を放置しておくと、このようにしてどんどん口臭が悪化し、慢性化してしまう可能性があるのです。

<関連広告>《口臭》誰にも言えずに悩んでいませんか?バイオクリニックにご相談ください

■後鼻漏による口臭の予防・改善には、うがいが効果的!

後鼻漏がなかなか改善されないときは、まず、耳鼻咽喉科できちんと治療してもらうことが大切です。

また、鼻粘膜が乾燥すると、後鼻漏は改善しにくくなります。
マスクを着用したり、冬は加湿器を使用したりして、乾燥を防ぎましょう。

さらに、積極的に行いたいのがうがいです。

うがいには、お口の中をキレイにする「ブクブクうがい」とのどをキレイにする「ガラガラうがい」の2種類がありますが、どちらか一方だけではなく、必ず両方行うこと。
これによって、のどとお口の両方の細菌を洗い流し、口臭を防ぐことができます。

このとき、市販のうがい薬を使ってもよいのですが、殺菌効果が強すぎて、常用すると耐性菌ができてしまうこともあります。
ですから、水かぬるま湯で十分。
軽くひとつまみの塩を入れて、自前の生理的食塩水をつくってうがいをするのもよいでしょう。

<関連広告>健康茶なのにおいしい万能茶・粋

■まとめ

実は、鼻水は健康な人でも毎日2〜6リットルは作られており、その約3割がのどに流れ落ちていると言われています。
これは、粘膜を乾燥から守ったり、体温調節をしたり、病原菌から粘膜を守ったりするためです。
でも、出っぱなしでつらくなってきたら、要注意。
日頃からブクブクうがい、ガラガラうがいをしっかりして、後鼻漏による口臭を防ぎましょう!

<関連広告>[薬用マスティック&アロマ」が口臭・歯周病対策になる訳は?

トップへ戻る