男性も女性も年齢を重ねるにつれて更年期を迎えます。
特に女性はホルモンバランスの乱れから、更年期障害を起こしやすくなります。
この更年期障害は、実は歯周病と深く関係していることをご存知でしょうか。
更年期を迎える男性、女性ともに知っておいてほしい、更年期と歯周病の関連についてお話します。
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■特に女性に起きやすい更年期障害
男性に比べ女性は急激なホルモンバランスの崩れから、高い確率で更年期障害が起きやすくなります。
だいたい45~55歳くらいの間に、ほとんどの女性が更年期になります。
更年期を迎えると卵巣の機能が低下し、女性ホルモンのひとつであるエストロゲンの分泌が激減します。このホルモンの分泌が減ることで、ホルモンバランスが崩れて更年期障害を起こしやすくなります。
更年期障害の代表的な症状として、首から上に汗を大量にかく、イライラする、ぼーっとするなどがあります。
そして更年期障害は、実は歯周病とも深いかかわりがあるのです。
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■更年期障害と歯周病の関わりとは
歯周病は今では「生活習慣病」とも言われており、成人の役80%異常が歯周病に罹患するといわれています。
ではなぜ歯周病と更年期障害が深く関係しているのでしょうか。
・唾液の分泌量が減る
更年期障害により女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が低下することで、唾液の分泌量も減ってしまうことがまず原因として考えられます。
唾液は口の中の細菌を洗い流してくれる作用がありますが、唾液の量が減ると口の中が乾燥し、口腔内の細菌が増殖します。
口の中にはたいへん多くの細菌が存在し、その中に歯周病菌の存在が認められると、口腔内の乾燥とともに歯周病菌が繁殖しやすくなることで、歯周病の発症および症状が悪化しやすくなるのです。
・骨密度が減ることにより、顎の骨の量に影響が出る
女性ホルモンであるエストロゲンは、骨密度を保つ大切な役目があります。
しかし更年期を迎えエストロゲンが減ると、骨密度を保つことができなくなり、骨が脆くなる骨粗鬆症の原因となります。
骨粗鬆症になると顎の骨にも影響が出てしまい、歯を支える骨の密度が低くなってしまうことから歯が揺れ動いたり、最悪の場合抜け落ちてしまうことがあります。
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■男性にも起こる更年期障害
更年期障害とは女性だけがかかる病気ではありません。
40代~60代前半の男性は、加齢やストレスにより男性ホルモンであるテストステロンが減少します。
これに伴い、男性にも更年期障害の症状が出始めます。
主な症状としてやる気のなさや集中力の低下、疲労の蓄積、イライラするなど、特にメンタル面において顕著に現れます。
男性ホルモンの分泌の低下は女性ほどではありません。
しかしホルモンバランスが崩れることにより、身体に色々な症状が出てきます。
特に加齢は歯周病の進行にも関わってくるため、40歳を過ぎたら気をつける必要があります。
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■40代を迎えたら、定期的に歯科医院を受診すること
更年期を迎える40代を迎えた頃から、男性も女性も身体に変化が起きてきます。
歯周病もそのひとつで、これまで歯周病の症状が出なかった人も、更年期を迎えることで口腔内の様子にも変化が起きやすくなります。
歯周病は歯科医院での定期的な受診により進行を抑えることができるため、少なくとも半年に一度は歯科医院を受診し、歯周病が進行していないかチェックしてもらうことが大切です。