私は歯周病の末期患者です<体験談>

歯周病の末期の状態は悲惨なものです。
出産し子育てに奮闘し、気にはなりつつ歯科医院に行けずなのか、行かずなのか、今思えば後悔するばかりです。
40歳になる頃 歯科医院を受診しました。
診断の結果は言うまでもなく歯周病です。
かなり進行しているといううことで1年くらいの間に4回にわたり 歯茎を切開して骨から剥離して歯石を取り除く手術(フラップオペレーション)をしました。
私の中では出産よりもつらいくらいの治療でした。
今でもそれがトラウマではないかと思うのですが、歯医者さんで麻酔をするという状況になった場合は、からだが勝手に震えだしてコップでうがいも出来ない状態になります。
当然その治療が終わる頃には私のくちの中はかなり変貌していました。歯茎が短くなり、出っ歯ではなくなり ちょっとした美容整形をしたくらいでした。悪いか良いか、疑問でもありましたが・・
大まかな歯周病の治療は終わり その後 転勤などもあり数院の歯科医院に通院をしています。
その後15年くらいの間 失う歯も数本あり 今はなんとか残された歯を保ちつつですが その残された歯もすべて良くない状態です。
歯科医からは いつ抜けてもおかしくない歯ばかりという戦力外通告を受けています。
もはや状況的には全て抜歯して総入歯という選択肢も・・・
が、50歳すぎで入歯という事態を受け入れる事が出来ずに悩みながら、必死で毎日 歯磨き、歯茎のマッサージをがんばっていますが、大きな歯間ブラシでも間に合わない隙間だらけの口の中は本当に悲惨なものです。
                                はなっしー 女性 52才

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