口臭の原因は歯垢?きれいな息は正しい歯磨きから

口臭の発生源のひとつは、細菌の塊=歯垢です。
そのため、口臭を予防するには、毎日のブラッシングで歯垢を落とすことがとても大切です。

歯垢を毎日取り除いていれば、虫歯と歯周病を予防することもできます。
ぜひ、歯垢をきれいに落とせる正しいブラッシングを身につけましょう。
口内をすみずみまで清掃するには、歯ブラシと歯間ブラシ、またはデンタルフロスとの併用が効果的です。

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■歯垢を落とすことが口臭改善の第1歩

歯の表面などについている薄黄色のペースト状のものが歯垢です。
歯垢は、食べ物のカスに細菌がまとわりついて繁殖したものです。
これが口臭の原因になります。歯垢をしっかりと落とすことで、口臭は大幅に改善できます。

口臭が気になっている人は、1日最低2回の歯磨き習慣をもつようにしましょう。
食事をしてから歯垢が作られるまでの時間は約8時間です。
これ以上ほうっておくと、繁殖した細菌からガスが発生して口臭が発生するからです。

歯垢をさらに放置すると、48時間後には歯石になります。
歯石自体に臭いはありません。
しかしこれがたまると、いやな臭いを放つ虫歯や歯周病をひきおこします。
口臭の原因を取り除くには、まめな歯磨きで歯垢をクリアにしておくことが何よりも大切です。

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■歯垢をきれいに落とす歯ブラシの使い方

ブラッシングをするときにもっとも気をつけたいのは、歯ブラシに加える力加減です。
歯垢を落とすために強い力を加える必要はありません。
力をいれてブラッシングすると、かえって歯茎を傷める危険があります。
歯と歯茎のあいだにブラシをあてるときは、とくに注意してソフトタッチを心がけてください。

歯ブラシは柔らかい毛のものを選びましょう。
ヘッドの大きさは、中指の先から第1関節まで程度のものが適しています。
ヘッドがこれより大きいと、口のなかで歯ブラシを思うように動かせないからです。

歯ブラシの柄をもつのは親指と人差し指で、残り3本の指は軽く添える程度です。
ペンをもつように歯ブラシももちます。
歯の表面に対して約45度の角度になるようにブラシの毛をあて、小刻みに動かします。
1本の歯につき20回程度歯ブラシを動かすと、歯垢を表面からすっかり落とすことができます。

■歯磨きの仕上げに歯間ブラシかデンタルフロス

歯と歯の間にも歯垢はたまります。
歯ブラシではここをきれいに磨くことはできません。
歯間の歯垢を落とすときには、歯間ブラシかデンタルフロスを使いましょう。

歯間ブラシにはストレート型とL字型があり、さまざまなサイズのものが販売されています。
歯のすき間の大きさに合わせ、数種類のブラシを使い分けることも可能です。

歯ブラシは、歯と歯の間がやや広めの人に適しています。
それでも奥歯の歯間には、歯間ブラシを入れることがむずかしいかもしれません。
とくに歯肉が分厚い親知らずのケアを行うときにはむりをしないようにしましょう。
ここで歯間ブラシを強引に使うと、歯茎を傷つけることになります。

歯間が狭い人は、デンタルフロスを使うほうがいいでしょう。
指に巻いた糸を歯のすき間に通し、前後上下に軽く動かしてこするだけで歯間の清掃ができます。
滑りのいいワックス剤入りのフロスなら、かなり狭い歯の間でも問題なく使えます。
この場合も、歯茎を傷つけないために、糸を強く引かないようことが大切です。

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■まとめ

歯垢をきれいに落としていれば、口臭のもとになる多くの原因をなくすことができます。
口臭が気になる人は、自分のブラッシングをまずは見直してみましょう。
正しい歯磨きを続けることが、口臭の改善と歯の健康につながります。

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