女性にとってホルモンバランスって本当に悩みのタネになりますよね。
生理前のイライラや辛い生理痛、それに肌荒れにも影響してきて悩んでいる女性もたくさんいると思います。
ホルモンバランスの変化は、生理が始まる思春期に入った時から閉経時の更年期障害に至るまで、様々な身体の変化を女性に与えます。
実はこの体調の変化には、身体のお医者さんが関わる全身の問題だけではなく、歯医者さんが関わるお口の問題も大きく関わってきます。
そこで今回は、女性ホルモンと口臭の関係について、わかりやすくご紹介しましょう。
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■ホルモンバランスの乱れ
女性のホルモンバランスは、思春期以降、脳が中心となってコントロールを行っています。
通常、20代の前半までにエストロゲンとプロゲステロンというホルモンの分泌量やバランスが作られていきます。
このようなホルモンの働きによって女性の生理周期の維持が行われているのですが、このホルモンのバランスは様々な事が原因で乱れてしまいます。
例えば疲労やストレスなどが良い例です。
ストレスや疲れは精神面だけではなくホルモンにも大きな影響を及ぼすので、注意が必要です。
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■ホルモンバランスと免疫の関係
ホルモンのバランスは、自律神経の働きとも密接に関連しています。
自律神経は身体の状態を調整する神経なので、ホルモンバランスで自律神経が乱れてしまうと身体バランスが崩れてしまいます。
免疫にも大きな影響を与えてしまう事がわかっていて、免疫が過剰に働いてしまったり、免疫が弱ってしまう事で全身に影響が出てしまうのです。
■ホルモンバランスが原因で口臭に!?
ホルモンバランスが崩れ、免疫に異常が出てくると、お口の中にも悪影響が出てきます。
お口の中にはたくさんの細菌が繁殖していて、細菌の巣くつとなっている歯と歯茎の境目では、免疫細胞がいつも身体を守るために闘ってくれています。
ところが、ホルモンバランスが崩れると自律神経に異常が起こり、免疫が弱ってしまうだけでなく、お口の中を洗ってくれる唾液の分泌にも異常が出てしまいます。
口の中のばい菌を洗い流す唾液が減ってしまうと、身体がばい菌に負けてしまい、口の中で細菌がどんどん増えてしまうのです。
ですから、ホルモンバランスが乱れているなと思ったときには、全身の状態に加えて、お口の中にも気を使ってあげましょう。
食後の歯磨きの時、デンタルフロスを使って歯と歯茎の間までしっかりと糸を通して磨いてあげると驚くほど口臭が改善します。
細菌といえども、歯茎の中まで洗われてしまっては居場所がありません。
デンタルフロス一本で口臭が大幅に解決するので、是非みなさんも体調がすぐれない時に気をつけてみてください。
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■まとめ
女性の一生はホルモンとのおつきあいです。
「最近歯茎が腫れてきたかな・・・?」「口臭が出てきたかもしれない・・・」とお悩みの人は、お口の中だけでなく、自分の生理周期も見直してみる事も必要かもしれません。
生理不順が続いてしまうと、どうしても不順に慣れてしまって放置してしまいがちです。
一度婦人科のドクターにも相談し、身体の状態を整える事で口臭が改善していくかもしれません。
お口といえども全身の一部です。毎日の「健口」に気をつけてくださいね。