甘い物好きは口臭に注意!?糖と口臭・虫歯・歯周病の危ない関係

つい甘いものに手がのびてしまう…。
そんな人が一番気がかりなのは、太ることでしょう。
でも、口臭と甘いものには深い関係があることを知っていましたか?
甘い物が好きなら、口臭ケアにも注意が必要です。
今回はその理由や対策についてお話ししましょう。

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■甘いものは、歯周病菌・虫歯菌の大好物!

まず、鏡で舌をチェックしてみてください。
舌が白っぽいなっているとしたら、それは舌苔(ぜったい)です。
舌苔は、舌の上にできた細菌の塊(プラーク)で、歯と歯茎にこびりついたものは歯垢と舌苔や歯垢は、虫歯菌や歯周病菌の巣くつですから、とりのぞかないと虫歯や歯周病、そして口臭の原因となります。

実は、糖質は舌や歯に付着して口腔内に残りやすい性質があります
しかも、菌たちは糖質が大好き。
そのため、糖質が多く含まれているものを多く食べてしまうと悪玉菌が増殖しやすくなります

そして、増殖した虫歯菌が糖を分解して酸を作り、その酸が歯に穴をあけると虫歯になり、歯周病菌が悪玉物質を排出すると、歯周病の原因になります。
そのため、甘いものが好きな人は、口臭のリスクも大きくなってしまうというわけです。

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■食べ過ぎて太ると、さらに口臭のリスク増大!

日本はスイーツ天国です。コンビニスイーツが毎週のように入れ替わり、
テレビや雑誌では、しょっちゅうスイーツ特集をしています。
しかし、甘いももの誘惑に負けて、つい食べ過ぎて太ると、今度は肥満そのものが口臭の原因になっていきます。

肥満とは、「細胞が炎症すること」だと知っていますか?
一方、歯周病も、歯茎が歯周病に感染して起こる炎症です。
そのため、太ると歯周病が悪化すやすくなると言えます。

また、肥満は免疫力の低下を招くと言われていますから、
免疫力低下による歯周病や口臭のリスクも高まると言えるでしょう。

もっと怖いのが糖尿病です。
甘いものを摂りすぎると糖尿病になりやすくなりますが、実は、糖尿病もアセトン臭という独特の口臭がすると言われています。

■甘いもの好きがするべき、口臭の予防と対策とは?

甘いものを食べたからといって、即、口臭がひどくなるわけではありません。
ただし、甘いものを食べるなら、以下のことに注意しましょう。

  1. 甘いものを食べ過ぎて太らないこと
  2. 甘いものをダラダラ食べ続けないこと
  3. 甘いものを食べたら、すぐにお口の中をきれいにすること

特に2と3は重要です。
甘いものが好きな人は、食事と食事の間に、ダラダラとお菓子を食べ続けていませんか?
そんな食べ方をしていると、太るだけでなく、お口の中の細菌は大喜び。
大増殖してどんどん舌苔が分厚くなっていきます。

食べるなら、大好きなものを少しだけにして、大満足したらすぐ歯を磨くようにしましょう。
外出先なら、お茶や水でお口の中をよくすすぎ、糖が舌や歯茎にへばりつくのを防ぎましょう。

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■唾液をたっぷり出す工夫を!

甘いものを食べた後、ガムを噛んで唾液の分泌を促しお口の中を浄化するのも良い方法です。
もともと唾液には口内環境をきれいにする働きがあります。
唾液が良く出ることで酸性化が起こりにくくなって虫歯菌も減り、口の中が中性に保たれ口臭の原因が激減します。

舌苔が気になる方は直接ブラッシングで舌苔を取り除きましょう。
通常の歯ブラシでこすると、舌を傷つけてしまうことがあるので、舌磨き用のブラしもおすすめです。

■まとめ

甘いものを食べるなとは言いません。
でも、食べるなら、太ったり、口臭・虫歯・歯周病を防ぐためのケアをきちんとすることが大切です。
口臭は、虫歯か歯周病のサインでもあります。
歯を失ったら、甘いものも食べられなくなってしまうということを、しっかり覚えておきましょう。

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